あなたがもっとすてきになるために

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特別コラム あなたがもっとすてきになるために

あきらめること

2011.11.30 Wednesday │ 21:57

人生は、いつも決断の日々だと思います。

仕事(会社)を辞める。離婚する。異性と別れる。友人と離れる。
など、合わないことはあるし、何かをやめる、あきらめることは、悪いことではありません。

ある有名な作家は、

”あきらめるとは、あきらかにきわめること” と書いています。

つまり、自分のなかで明らかに究めたか?

もし、究めてなければやめてはいけないんじゃないかと思います。

たとえば、仕事だと、言いたいことも言えないで辞めた。
あの上司じゃ聞いてくれないだろう。

異性と別れたのも、傷つきたくなくて、自分が出せなかった。など

ぶつかるのが怖くて、あきらめている人が多いのではないかと思います。

人にぶつかっていくことは、本当に労力をつかいます。
恥もかきます。いやな思いもします。

でも、本気なら、ぶつかれるはずです。


自分で決めたことは、努力したか?究めたか?

決断する上で、大事な言葉だと思っています。


そして、ものの見事に、あきらめ、捨て、封印すると、また新しいものが生まれてくるのだはないかと思います。


出会いと別れをくりかえしながら、進歩していきたいです。


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言葉

2011.11.16 Wednesday │ 20:14
 
言葉は、相手があっての言葉だと思います。

人に勇気を与えたり、優しくしたり、きついことを言ったり、また、文字として、言葉を感じて、涙を流したり、一番、人の心におちるものです。

メイクの仕事をするきっかけになったのも、ある先生の言葉のお陰です。

”メイクは、欠点を修正することだはなく、その人の魅力を引き出すことです。”

この言葉に、鳥肌が立つぐらい感動したことを覚えています。

一般的な美人になろうとしていた私は、苦しく、迷っていました。
でも、やっと、自分らしさに気づき、解放されたのです。

それから、のめり込む様に、メイクを勉強し、今がある訳です。

言葉の力は、人の運命すら変えてしまうものだと思います。

だから、イメージデザインの仕事は、大きな責任がある、やりがいのある仕事だと思っています。

随分前の美容雑誌に、”人を幸せにするデザイン”というタイトルで、言葉が掲載されていました。

”人に会える、喜び。
人をデザインする、楽しさ。
人の内面に向き合う、苦しさ。
人と会話する、道化。
人に、気を使う、面倒臭さ。

中略

人に会い、自分の未熟さを知り、自分の成長を実感できるから、
ジョークを飛ばして人を笑わそうとしたり、いかに可愛くなるかを考えてあげたり。
生身の人間は、正直、疲れる。
それでも。
あなたは、人を幸せにしているのです。”

まさに、きれいごとではない、本音を突いている言葉です。

私も、本当に疲れるときがあります。

しかし、人にメイクした後は、何とも言えない、心地よさに包まれるのです。
肌も、きれいになったような気がします。

ある名言で、

”牛乳を飲む人より、牛乳を配る人の方が、よっぽど丈夫だ。”

という言葉があります。

美容の仕事も同じだと思います。

お金を払って、きれいになれるより、お金を頂いて、自分がきれいになれる、素晴らしい仕事です。


人を幸せにさせて頂き、自分も幸せになれる。


心が疲れた時ほど、これらの言葉を想い出し、日々精進していきたいと思っています。


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自然の色

2011.11.10 Thursday │ 23:58
 
ひとつ、ひとつの色は、本当にきれいです。

どうして、きれいかというと、色は自然から生まれたものなので、きれいなのです。

サーモンピンクは、鮭の色、レモンイエローは、レモンの色、ローズピンクは、薔薇の花の色、ターコイズブルー、エメラルドグリーンは、石の色、など、どれも自然の名前がついていて、わくわく、してきます。

”自然は人のためにあるのではなく、人もまた自然の一部として生かされている”
という、言葉があります。

だから、その人に合った自然の色を、日々、感謝をしながら、取り入れていくことが大切だと思います。

また、色、という字の、字体の成り立ちは、男の人と、女の人が向かい合っている様子が変化して、出来上がったものです。

男女が向かい合っていると、何が生まれるでしょうか?

そう、愛が生まれます。( 喧嘩?では、ありません )

色恋、艶、など、人は、色気が必要なのです。

ですから、外見をコーディネートする時、黒、白、紺、グレーなどの、べーシックカラーだけでは、つまらないし、せっかくの個性が台無しです。

自然で、きれいな色、色気が融合し、その人の雰囲気を創り上げていくのです。

どうしても、ベーシックカラーにこだわる人は、靴、バック、アクセサリーなど、小物で取り入れると、外見の風景がきれいに見えると思います。


ある芸術家の言葉で、”芸術の使命は、自然を写すことではない。
自然を表現することである”といっています。

また、画家は、すべて、自然をお手本として、色、線、面を忠実に表現し、己の魂をぶつけ、一枚の絵を完成させます。

絵を見た人は、いろんなことを感じ、癒され、元気をもらえることでしょう。


人間も、自然の一部です。

きれいな色をバランス良く取り入れることで、毎日が豊かになっていきます。


そして、誰かが、それを感じ、幸せになっていると思っています。


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教養

2011.11.05 Saturday │ 23:34
 
教養は、すぐ身につくものでは、ありません。

教養は、相手に向かっての、心くばり、思いやり、素直さだと思うので、年を重ねながら、知識を勉強し、一期一会の精神で、学んでいくことが、大切だと思います。

多分、年齢が上になるほど、ごまかしがきかなくなると思います。

きちんと挨拶する。人の話を聞く。お礼が言える。など、当たり前のことですが、これが出来てないと、日々の生活が広がらないし、楽しくないような気がします。

特に、ヘア、メイク、ファッションの仕事は、すべて、技術、デザイン、センス、接客にでてきます。

教養ある人、又は、前向きに物事をとらえる人は、プロからみても、ほれぼれするような、人をデザインをします。
もちろん、お客様も、大満足です。

温もりがあり、空気感がきれいで、その人が輝くデザインです。

美しいデザインは、周りの人をはっとさせ、心を動かしていくものだと思います。

接客も、どんなに忙しくても、丁寧に対応し、その人に合った会話をします。

まさに、オンリーワン、一流のプロです。

お金ほしさにやる人、自分が一番になりたい人、プライドが強すぎる人などは、心にひずみが出てきます。

人間は、一人で、生きているわけではありません。

決して、本物にはなれないでしょう。

私も、この様な時期がありました。
今思うと、単なる、思い上がりです。

常に、感謝を忘れず、一人でも多くの人を、素敵に出来たら幸せだと思っています。


また、おしゃれ、身だしなみに心をくばることも教養の一部です。

年だから、地味にする。又は派手すぎる。若作りしている。メイクは、何十年、同じやり方で過ごしている。
あと、最近多くなってきた、胸の見えすぎ、足の出しすぎなどは、自己中心的だと思います。

厳しいですが、これこそ、教養を学ぶ必要があると思います。


教養を学ぶことは、自分を愛することです。

自分を愛し、TPOを考え、外見も勉強していくことは、周囲の人への思いやりであり、自分の魅力を表現することです。

そして、その魅力が、周囲の人に活力を与えていきます。


将来の不安という、守りに入らず、思い上がらず、日々勉強、感謝することが、その人の教養を創っていくのではないかと思います。


過去を反省しながら、改めて感じます。


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流行

2011.11.02 Wednesday │ 15:47

おしゃれ、身だしなみを楽しむには、今年の流行を取り入れると、より新鮮です。

ちなみに、今年の秋冬トレンドカラーは、からし色、ボルドー、青緑です。

ベーシックカラーで、普段きめているひとは、帽子、靴、バック、アクセサリーなどを、トレンドカラーで変えてみると、さし色となって、その人の外見の風景が、きれいに見えます。

流行は、だいたい、3年周期で変わります。

1年目に、少しはやり、2年目に大ブレイクし、3年目に下降していきます。
つまり、流行の洋服、小物など購入しても、3年間は、新鮮な気分を味わえるので、楽しいと思います。


自分らしく着こなすには、個性と流行をうまく融合させることが大切です。

スリムに見せる着こなしは、縦のラインを強調する。

背を高く見せる着こなしは、目線を上半身に集めさせる。

顔を小さく見せるには、胸元を開ける。

など、人によって個性が違うので、全身が映る鏡で自分をよく見て、感じて、流行と全身バランスをデザインしていくことが、重要だと思います。

あと、忘れてはいけないのが、直感です。

不思議ですが、直感でとりいれた、物、行動などは、自分の為になっているような、気がします。

戦略的に考えるのも大切ですが、やはり、瞬間的に心におちたものは、取り入れるべきだと思います。

取り入れた物は、使ってみると気持ちがいいし、長年使っても、飽きません。また、身につけていると、いろいろな人から、褒められます。

そして、相手をおもい行動したことは、その人の心に残ります。

恥ずかしいから、出来ない。勇気が出ない。などは、せっかくのチャンスを逃します。


おしゃれ、身だしなみを楽しむには、今を大切に、常に素直な自分でいることも大切だと思います。


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