あなたがもっとすてきになるために
2012.03.23 Friday │
00:39
春は卒業式、入学式、働く環境などが変わる季節です。
先日、新聞を読んでいて、ある有名なアートディレクターの仕事に対する心構え、スキルアップに必要な記事が載っていました。
仕事において大事なのは、”何のためにやっているか”を常に考えること。
「その仕事の先まで見えているかどうか」で大きな差がでてきます。
会社の枠の中でどうするかではなく、社会の中でどう機能する仕事ができるかが大切だと言っています。
これは、美容の仕事にも当てはまります。
お客様を単にヘアメイクして良かった、売上が上がった、指名だったから一人カウントされたではなく、そのお客様にとって価値あるデザインをして、いろんな方から褒められ、気持ちが前向きになれた。
つまりお帰りになった後のこともイメージできると、より素晴らしい仕事ができるのではないかと思います。
また、”ひとつを突き詰めること”も大切だと言っています。
続けていれば、いつか突き抜ける瞬間がやってきます。
一流の人は雲から首が突き抜けたような「見えている人」なので、人生は一度きり。
やりたいことがあるなら、今すぐ行動すべきだと思いました。
2012.03.15 Thursday │
21:59
先日、雑誌に、花火師の仕事についての記事が載っていました。
花火は上空で開いてから燃え尽きるまで、わずか5秒。
その一瞬の美しさに極限までこだわるそうです。
美しい形、鮮やかな色彩、そして消え際の潔さ。
花火師はそのために1年間、ひたすら地道な作業を繰り返すそうです。
つまり、5秒のための、1年です。
花火師は、花火の魅力を”潔い人生”のようなものだと言っています。
一切の未練を残さず、鮮やかに散った時にこそ、花火は見る者の心に永遠に焼きつくものとなる。
その信念があるからこそ、地道な作業に全力を尽くすことが出来ると言っています。
この職人魂に、ただひたすら、圧倒されました。
イメージデザインの仕事も、考えてみれば、一瞬の美かも知れません。
わずか1時間から2時間で、人の心に花火(感動)をおとしていく。
地道に努力することの大切さ、揺るぎない信念。
改めて、まだ甘いと気づかされました。
2012.03.08 Thursday │
21:04
3月になりました。
梅の花がとてもきれいです。
今年は、例年より寒いので、今が見頃かなと思います。
毎年思うのですが、梅の花は、桜と違って、寒い時期に咲くので、偉いなーと感じています。
古風で、上品で、謙虚な可愛さは、何故か、冷たい空気感に合って、凛とした風景を醸し出しています。
女性は、花に似ています。
私はいつも、お客様にメイクをさせていただく時は、似合う色も大切ですが、イメージする花に置き換えて、メイクデザインしていきます。
赤いバラ、ピンクのガーベラ、パープルのトルコギキョウなど、その人に合ったイメージの花を思い浮かべると、わくわくしてきます。
花には、やさしい香りがあるので、この香りをメイクで表現出来ると、何とも言えない、上品で、ナチュラルなメイクに仕上がります。
香水をつけて無くても、メイクデザインで、花の香りが漂う、華になる。
梅の花を感じて、改めて気づかされました。