あなたがもっとすてきになるために

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特別コラム あなたがもっとすてきになるために

メンズ 体型カバーの着こなし

2013.01.30 Wednesday │ 16:51
 
今回は、男性の体型お悩みについてです。


スーツ、カジュアルウエアの着こなしは、どんな体型であっても、洋服の自然なシルエットを損なわないジャストサイズの服選びが大前提です。

ディテール、カラーなど考えながら、ポイントを作る小物を駆使して、体型を隠すのではなく、目立たないようにすることが重要です。

メンズファッションの販売をしていた時に、一番多かったお悩みは、太め、小柄の方の着こなしです。

洋服を試着しながら、見た目をとても気にしていらっしゃいましたので、太め、小柄の体型に焦点をあて、アドバイスさせていただきます。


まず、太めの方は、イメージ的には存在感があり、人として貫禄を表現出来るので安心感があります。

体型を個性としてとらえ、多少スリムにみせる工夫をすれば良いと思います。


色は、シルバーグレー、ベージュといった膨張色は避け、濃紺、黒に近い色を選ぶと締まってみえます。

また、スーツの時は、下の写真の様にストライプ柄を選ぶことでスリムに見えます。


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ネクタイは大きなドット、強い斜め線のレジメンタル柄など、太めの体型に負けない柄をセレクトするとステキです。

カジュアルシャツでしたら、大柄チェック、花柄も着こなせます。

色で引きしめ、柄を大胆にもってくると個性が出せると思います。


でもどうしてもジャケット、カーディガンなどに膨張色を着たい場合は、思い切ってインナーを黒などの収縮色で統一するとよりいっそう引きしまって見えます。

また、襟付きブルゾン、ポロシャツなどで首周りにポイントを作り、視線を上に集めるとお腹の印象も軽減されウエストが引き締まって見えます。


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但し、ここで首が短めの方は、襟が小さいものを選ばないといけません。

クールビズの影響で、ボタンダウンを着たい時は、下の写真の様に小襟のものを選びましょう。


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ボトムはボリューム感を抑え、トップスにボリュームを持たせる逆三角形のシルエットを演出していきましょう。


次に、小柄体型の方のアドバイスです。

小柄の方は、160センチ位までの身長です。


より身長を高く見せるために、アクセントを高い位置に作り、視線を高く集めます。

スーツだと派手なネクタイより、ウエストのシェイプ位置を高くしていくと効果があります。

ゴージライン(上襟、下襟を区切るライン)も高いジャケットを選びましょう。

視線が上がり、スラッとした印象を与えます。


また、胸元にポケットチーフを挿すと視線をさらにあげられます。

TPOによって取り入れると良いと思います。


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パンツのカフス幅は、3.7センチが脚のバランスがキレイに見えます。


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シングルだと、細身のフィット感のあるものを選びましょう。

たるませず、まっすぐなひざ下ストレートのパンツが脚を長く見せます。

カジュアルパンツでも取り入れて見ましょう。


小柄の方は、全体の印象が重くならないように気を付けることが大切です。

腕時計も小ぶりのものを選び、存在感のあるフレームのメガネで印象をあげていくとステキだと思います。


太め、小柄でない方は、神経質にならないで、バランスをみながら自由に着こなしていくと良いと思います。


ベーシックな着こなしが好きな方は、色数を少なくする。

ひとつのアイテムで用いた色を、他のアイテムの一部にさりげなく使い、色をつなげていく。

赤、イエロー、エメラルドグリーン、ロイヤルブルーなどはインナー、小物などに持ってきて、アクセントカラーとして使う。

すると、風景になるステキなコーディネートが出来ると思います。


サイズがあった服選びをして、気になるところは目立たせないようにしていく。

オンとオフ、TPO、体型を個性と考えながら、自分らしくオシャレの幅を広げて下さい。




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下半身をキレイにみせる着こなし

2013.01.27 Sunday │ 16:23
 
前回、上半身の着こなしについてアドバイスさせていただきましたので、今回は、下半身をいかにキレイにみせるかです。

下半身のお悩みというと、お腹が気になる、脚を長く、細くみせたいことが多くあげられます。


まず、お腹の気になる方は、とにかくお腹を隠すこと=カムフラージュが一番です。

アイテムにロングカーディガン、ロングTシャツ、ゆったりしたシルエットのブラウス、ジャケット、Aラインのトップスをセレクトしていくと、お腹が隠れてキレイにみえます。

そして、ボトム、スパッツなどをはいてコーディネートしていくと、今風のスタイルが着こなせます。


色ですっきり見せたいなら、トップスとアンダーの色の濃さをそろえる、または同系色でそろえるとお腹が目立ちません。


また、下の写真の様に、ベルト使いもおなかの目くらましに最適です。

やや太めのベルトを、ウエストの位置より少し下にくるようにルーズにつけてVを作ると効果的です。


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間違っても、お腹の真ん中で終わるアイテム、大きいプリーツスカート、ゴワゴワの素材はお腹回りを大きくみせてしまいますので、注意して下さい。


次に脚を長く、細くみせるアドバイスです。

ボトムでは、出来れば折り返しのないボトム、デニムだとストレートタイプがお勧めです。

また、クロップトパンツも、より幅の広いすそがあることで、脚の太さを目立たせなくします。


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ブーツを履く場合は、ブーツインにしてみましょう。脚長効果を出します。


また、色的には白、パステルカラーなどの膨張色は難しいです。

黒、茶色、紺などの落ち着いた色を選びましょう。


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スカートは、長さが大切です。

ふくらはぎにすそ線がくると、脚の太さが強調されてしまいます。

ひざ上又はひざ下ギリギリにすそ線がくるように持ってきましょう。

また、フリルなどの動きのあるひざ下丈は、脚の太さをごまかし、細くみせる効果があります。

脚を隠すためのロングスカートは、全身のバランスが重くなるので避けましょう。


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また、特にスカートは柄選びが重要です。

大きな柄は視線を下半身へと持っていきますので注意して下さい。

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寒い時は、タイツを取り入れるとステキです。

スカートとタイツを同じ濃さ、同系色にすると統一感が出て、すっきりオシャレに見えます。

下の写真のタイツは、少し派手過ぎますが、足元をローファー、ショートブーツなどセレクトするとカワイイです。

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この様に、下半身をキレイにみせるアイテムをセレクトし、色、長さ、素材感で隠すカムフラージュ効果をねらいます。


今回上半身、下半身に分けてアドバイスさせていただきましたが、気になるパーツの優先順位をつけ、気になる部分から克服していくと良いと思います。


体型のパーツごとに、短いよりは長くみせる。太いよりは、スリムにみせていく。

自分の個性、魅力を大切にしながら、ファッションコーディネートを意識していくと、本当の自分らしさを表現出来ると思います。




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上半身のステキな着こなし

2013.01.24 Thursday │ 18:01
 
今回は、体型についてのお悩みです。


自分の体型について自信のある方は、ほとんどいないと思います。

多分、自分の欠点ばかりみているので、そこばかりが気になるのです。

体型は、その人の個性です。

まず、全身が映る、姿見を見て、自分のいいところを感じて、その部分を生かしていく。

そして、そうでないところは、隠していく。 これが大切だと思います。


体型は、上半身、下半身に分かれます。

今回は、上半身のお悩みについてアドバイスさせていただきます。


上半身の悩みが多いのは、大顔、丸顔、首が太く短く、肩にかけて肉づきがいい、腕が太い、胸が大きい、小さいなどがあげられます。

気になる部分を細くみせるには、全身をすっきり、すらり、バランスよくみせることです。

一番簡単で効果があるのは、ネックラインを考えることです。


下の写真のように、深いVゾーンを作ることが大切です。


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シャープなV字が丸顔、大顔を小さく映し、同時に上半身のボリュームをカットダウンします。

Vの鋭角的なラインが入ることで、ボディラインにシャープなアクセントを作り、縦長で細く見せる効果を演出します。

ロングネックレス、カーディガン、カシュクールなど、Vゾーンを作るコーディネートを積極的に取り入れてみましょう。


また、シャツなど襟がある場合は、襟を浮かして着る。

立ち襟にして、胸元を見せるとステキです。


でも、寒いので、どうしてもタートルニットを着たい場合は、下の写真の様に、アクセサリー合わせがカギとなります。


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首がつまったハイゲージは、ペンダントでVラインを作る。

ゆるめのローゲージは、大ぶりアクセサリー、ピアスで重心をアップすることが大切です。


次に、腕が太い方のお悩みです。

腕を気にしている方は、ディテールにこだわってみましょう。

袖なしの場合は、アームホールが小さい袖口のものを、半袖の場合は、太さの目立つ二の腕部分を隠す長めのスリーブを、長袖の場合は、肩や袖口にアクセントがあるものを選びましょう。


また、胸が大きい方は、上半身がトップスの厚みでゴワゴワしてしまう悩みです。

下の写真の様に、トレンドのドルマンスリーブは気になる胸元のボリュームをすっきりさせます。

薄手ニットを取り入れて、インナーレイヤードでメリハリをつけていくことも、華奢にみせる秘訣です。


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いかかでしょうか?

まとめると、自分の体型を個性としてとらえ、どこを引き立たせるか、気になるところはどう隠すかを
考えていくことが重要です。

洋服の色も大切ですが、アクセサリーで視線を逃す、素材感で動きをだす、ディテールをポイントに持ってくることが、上半身の自分らしい着こなしバランスだと思います。


今まで数多くのカラーコーディネート講座をさせていただきましたが、気にしているといいながら、努力している方は、わずかです。

まず、全身鏡を見て研究してみる。着てみる。周りの反応を感じる。

この行動が、自信につながり、周囲の人を明るくしていくと思います。


顔、上半身は特に人から注目される部分なので、気になる方は、ぜひ参考にして下さい。




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黒、グレイのオシャレな着こなし

2013.01.17 Thursday │ 15:30
 
今回は、着こなしのお悩みを解決していくアドバイスをさせていただきます。


長年、講座、個別アドバイスをさせて頂いておりますが、一番多いお悩みが、いつも同じ色ばかり着てしまう、気がつけばいつも黒、グレイばかりの洋服でマンネリ気味をどうしたら良いか?などがあげられます。

これは、パーソナルカラーがわかると、自信をもって着こなしが応用できますが、まずは、好きな色と今年の流行を取り入れてみることから挑戦していくと良いと思います。


たとえば、黄色が好きだとします。着るには勇気がいるかも知れませんが、黄色でも淡い黄色をインナーに挿し色としてセレクトすれば、黒、グレイと合わせてみても新鮮です。

つまり、色の分量、配分です。

淡い黄色のインナーでしたら、黒、グレイの引きしめ効果で派手に見えません。

特に、グレイは何色でも合う万能薬みたいな色なので、ぜひお試し下さい。


コーディネートのバランスで大切なのは、何より自分の顔色を輝かせることです。

上半身、トップス、インナーに色味のあるアイテムを持ってくると、全体の風景が見違えるほどキレイに見えます。


今年の流行は、昨年の春夏に多く取り入れられたシャーベットカラーの名残で、ピンクベージュ、ミントグリーン、グレイッシュなブルーが新鮮です。


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上の写真は、黒のジャケットですが、黒、グレイのカーディガンなどアイテムを変えてもステキです。

まずは、ここから挑戦していくと良いと思います。


また、色ではなく、素材、ディテールで変化させても良いと思います。

レース、シフォンなど抜け感のある素材、ボウタイ、ビジューが今年新鮮です。


色に抵抗のある方、お仕事でのマンネリ着こなしをどうかしたい方は、ぜひトライして見ましょう。


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上の写真のように、究極のベーシック感にペプラム、カットソーと黒のレースのトップスが女らしさを表現します。


アクセサリーを取り入れながら、インナーを甘めにコーディネートすると、ステキだと思います。


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また、上の写真の様に、色味が強い色、鮮やかな色も出来る女性、存在感を演出します。

赤、グリーン、今年の流行だとパープル、ロイヤルブルーが新鮮です。

色に抵抗が無い方は、ぜひ取り入れてみましょう。



バック、靴、マフラー、ショールなどの小物に好きな色を取り入れても、黒、グレイなどにすんなりなじみます。

配色バランスを考えて、コーディネートして見ましょう。


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この様にいつも地味なってしまう、マンネリを解消するためには、色で変えるか、素材、ディテールを意識するかで、今風の新鮮な表情を引き出せます。

コーディネートに手を抜かない、毎日を着こなしを楽しむことが、脱マンネリのポイントです。


朝は忙しく、頭がボーッとして余裕がないと思いますが、常に自分は見られていると意識して、着こなしを楽しむことが大切です。


特に、パーソナルカラーがわかると、もっと自信をもって輝けると思います。

TPOによっての着こなし、メイクアップカラーのアドバイスをさせていただきます。

新しい年は、前向きに、素敵に過ごしていきたいですね!


ぜひ相談してみて下さい。

雪の日のコーディネート

2013.01.15 Tuesday │ 22:31
 
1月14日は、久しぶりの大雪でした。

一番困るのは、道路がべちゃべちゃで歩きずらい事です。

雪の日のコーディネート、困りますよね?!


まず、靴を決め、寒さに負けないアウターを選び、そして雪の風景を感じることです。

靴は、ゴアテックスという水分をはじく特殊素材のブーツやレインブーツがお勧めです。


アウターはダウンジャケットをセレクトし、大判ストール、タイツで寒さを防ぎましょう!

冬の冷え切った空気感には、ブルー、パープル、レッドなどの躍動感ある強い色がよく合います。

巻物、グローブ、帽子で取り入れると、風景と調和してステキに見えます。


男性にも応用できますので、参考にして下さい。

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未来は自分で創る

2013.01.09 Wednesday │ 18:29
 
新年おめでとうございます。 2013年も宜しくお願い致します。


新年になり、お仕事も本格的に始動し、どこへ行ってもセールのPOPが目に付きます。

いきなりですが、これからの消費社会はどうなるのか? 

新年初めてのブログになりますので、今回だけ、路線を変えてみます。


マーケティングの専門家によると、”個人から公共へ、私有からシェアへ” といった個人同士のつながりが重要視される社会へと、人々の関心が大きく変化しているようです。

つまり、充実した時間を過ごしていきたい、本当に必要なもので、本質的にいいものだけを買えば良い と豊かな生活を追求する、コンフォートスタイルが増えてくるようです。

まだそのことが意識されてないのは、メディアで言わないからで、つながりを生むには、信頼が大切だ と言っています。


まだまだ、安さだけを追求して質はどうでもいい、という風潮も根強くありますが、

この職人なら必ずいいものを創ってくれる、この店はいいものだけを選んで売ってくれる という信頼が何よりも土台になるようです。


なるほどな〜、と想いながら、これからの未来を考えさせられました。


最近、何気なく母が買ってきてくれたキンピラの煮ものを食べました。

食べた瞬間、素朴でぬくもりあるおいしさにびっくりし、言葉はなくても、創り手の愛情は伝わるものだと実感させられました。

いい仕事をしていれば、必ず感じてくれる人はいます。

また、年賀状からも印刷だけではなく、個人的なメッセージが書かれていると、その人の思いやりが感じとれ、嬉しくなってしまいます。


この様に、自分の経験も通して、人への手を抜かない優しさ、思いやりが個人、組織の信頼となって広がっていくのではないかと思います。

気持ちに余裕がないと、難しいかもしれませんが、感謝していれば、大丈夫です!(笑)


”今ここにない未来は自分で創る”

SNSも大切ですが、パーソナルに、ダイレクトに、自分で連絡して、会って、歩いて、話をしていく。

本当の豊かさは、この質の高い行動、気づきから、生まれてくるのではないでしょうか?


私も、日頃の自分を反省しながら、今年も精進していきたいと思います。




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