あなたがもっとすてきになるために

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特別コラム あなたがもっとすてきになるために

子どもの絵

2013.04.24 Wednesday │ 13:28
 

5月12日は、母の日です。

家族をテーマに、幼稚園児の絵が展示されていました。



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子どもの絵は、自由で、のびのびしていていいですね。

自由な色、線、大胆さ。


ピカソは晩年、”やっと子どもの絵が描けるようになった” と言っています。


大人は、それぞれの壁を乗り越えて、自由になっていくのですね。


素直な気持ち、見習っていきたいです。

見て美しい、イメージアップ

2013.04.20 Saturday │ 14:53
 
日本人は料理において視覚を重視します。

その美しさとは、季節感の表現を失わないことです。

夏は涼しげに、冬には冬の風物詩を見立て、風情を出すことに心を配ります。


食材を美しい色に仕上げることにも注意します。

食べておいしいと思う前に、おいしく見せる工夫が必要です。


また、器と料理の一体化がとても重要視されます。

盛り付け、盛り合わせが、その器にふさわしいものになるよう、器の色、柄、料理の分量と器の大きさなど、手間暇かけて、見て美しいこと心配りをします。


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見て美しい料理は食欲をそそります。

人の外見も同じです。


あなたに仕事をオファーするかどうか、商品を買うかどうか、好きな人に認められたいなど、自分の外見が相手の決定を無意識に左右しています。

何を着たいかではなく、自分はどう見られたいのか?

ヘア、メイク、着こなしなど心を配っていくことは大切です。


もちろん、内面があっての外見です。

人はTPOに応じて、内面を磨きながら、謙虚な気持ちで外見の印象を考えなければならないと思います。


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和のこころは、生活のすべてに美しさを求めることです。

料理が芸術なら、人も個性があり、可能性に満ちている芸術です。

自分の味を生かした、見て美しい、イメージアップが、今とても必要だと思います。


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風流、風雅、そして色気

2013.04.13 Saturday │ 22:54
 
”和”のこころには美しいもの、雅なもの、洗練されたものに対するあこがれと、それをどこまで追い求めていく強い意志があります。

華美にならず、洗練された美しい飾りをもつものや、意匠を凝らした美しさをもちながら俗っぽくないものを風流、風雅といいます。

もともと花鳥風月に精通し、詩歌、文芸、絵画、茶道などをたしなむことを風流、風雅ともいいました。


また江戸時代には”粋”という言葉がはやりました。

江戸時代の町人の心意気を表すもので、気持ちや身なりがさっぱりとアカ抜けていて野暮でないということに加えて、色気がある人のことをいいます。


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今の日本で色気がある人とは、外見のセクシーさが強調されやすいです。

でもこの和のこころを感じると、色気があるとは、男女共に魅力的な人だと思います。


色気=魅力。

英語で”charm”ともいいますが、魔法をかけるという意味もあります。


色気を過度に持っている人は、他人に影響を与えることがあります。

それをリーダーシップといったり、存在感があるといったりします。


私も、イメージコーディネートをさせて頂く時は、常にその人の色気を感じています。

人は自分については盲目です。 ただ自分の魅力に気がついていないだけと思います。

長年仕事をしてきて、そう感じます。


似合う色を上半身にあてると、顔が明るくなり、より色気が輝きます。

またメイクアップでは、花の香りがするようなデザインを心がけます。

まだまだ勉強ですが、人がより美しくなる瞬間、可能性はとても神秘的です。


自分の外見に悩んでいる方やお仕事の成功、モチベーションをあげたい方は、自分の魅力を自覚しておくと自信が持てると思います。


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日本は昔と比べて豊かになったことで、美しさよりどうしても便利さ、軽さなどが目立ちます。

風雅、風流、粋な心の生活をしている人は、少数派になってしまったと思います。

私も、個人的に反省しています。


一人ひとりが和のこころから学び、装いに心を配り、自然を感じていくこと。

この美しさが周囲の人を明るくし、優しい気持ちにしていくと思います。



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人と季節と配色

2013.04.11 Thursday │ 18:42
 
もしこの世の中に”色”がなかったら
人々の人生観まで変わっていたかも知れない。(中原淳一) 
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この世の中に色は、全く想像もつかないほど多いと思います。

私は人の数だけ色は存在していると信じています。

そして、その色を一つひとつ見ていくと、悪い色はなく、みんないい色ばかりです。

色を美しく感じたり、そうでなく感じたりするのは、結局はその色の扱い方によります。


着るものの場合には、その色の分量、配色によって美しくみえたりします。

例えば沈んだ色の上に明るい赤を置いてみると、赤だけで見るよりも美しく見え、お互いが引き立て合って、その美しさが生かされるのです。


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色はなぜ美しいかというと、自然から生まれたものだからです。

平安時代の貴族たちは十二単などかさね色として組み合わせた色は、自然そのものです。

梅、桜、紅葉など移りゆく季節の花を和歌に詠み、衣装に表現しました。


この”和”のこころを感じながら、いつも美しい色が私たちの着こなしにうるおいと豊かさを与えていったら、どんなにステキでしょうか。

日常を楽しいものにしていくためには、配色の美しさがとても大切だと思います。


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いつも同じ色ばかり着てしまう、暗い色しか思い浮かばなくて悩んでいる方は、少しだけ明るい色や鮮やかな色に目を向けて、Tシャツ、カットソー、ブラウスなど顔まわりに取り入れるだけでも、外見の風景が美しくみえ、自分自身が輝いて見えます。


特に人は、顔の美しさがとても重要です。

自分らしく、生き生きしている顔が一番美しいと思いますので、配色に心を配るべきです。


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また、季節と結び付けて色をコーディネートすることは、色調の効果をさらに美しいものにします。

そして欲をいえば、TPOなどいま自分がいる場所の周囲も考えると、よりステキに見えます。


例えば自然豊かな場所、ハイキングなどに出かける時は、”樹の緑”を意識してふさわしい色を選び、

真夏の海辺で遊ぶには、”真っ青な空”とキラキラ光る”海の色”と自分の服との調和を考えていくと、

より楽しいものになり、周囲の人もより豊かな気持ちになれると思ってます。


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昔、日本人は、自然と調和していくことで自然の恵みのこたえる美の世界をデザインすることが出来ました。

日常生活に、この情緒を大切にする感性が、今とても必要だと思います。


よくスマートフォンを見ながら、食事をしている人を見かけます。

正直いって、美しくない光景です。洋服は、暗い色ばかりが目につきます。

色の暗さがどうしても目立ってしまい、その人の魅力が感じられません。


人は誰もが、美しいものを求めています。

何気なく見た風景が美しく、清らかなものであると、人は元気をもらったり、癒されます。


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季節感を取り入れた、人が輝く美しい配色。

冒頭の中原淳一のメッセージの様に、色は、人の人生観を変えてしまう偉大なものです。

自己表現と相手を思いやる着こなしが、日々の生活に豊かさを与えていくと信じています。


















オシャレをすること

2013.04.09 Tuesday │ 16:25
 
新年度になり、環境が変わったり、新しい仕事についたり、着こなしについて迷っている方がいらっしゃると思います。

第一印象は大切なので、自分らしいオシャレ、身だしなみをしていくことについて、日本人としての大切な”和”のこころと融合させながら、アドバイスさせて頂きます。

また、普段考えず、洋服を着ている方も参考にして下さると嬉しいです。


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人間はただ単に暑さ寒さをしのぐという意味だけで洋服を着ているだけではありません。

色々とオシャレについて考えてくると、ヘア、メイク、服装などに心を配って、誰もがより美しくなることがオシャレだと思います。


オシャレな人は、美意識、心のレベルが高い人だといえます。

TPOにより、自分らしく、美しく装うように心がけることは、周囲の人が明るくなります。


装いに心を配ること、それがオシャレです。


着飾っている人、、高級なものばかり身につけている人はオシャレではありません。


電車の中、道を歩いているとオシャレな人が少なくなりました。

やはり暗い色、質より量、軽い着こなしが多くなってきていると思います。

やはり自分の心情、とりまく環境などにより難しいところもありますが、常に自分は見られていると思うと、意識が変わってくると思います。


人は毎日、何を見て、何を感じているかでヘア、メイク、服装などが変わります。

毎日生き生きと活動し、自然にふれたり、美しいものに触れることで変化していきます。


日本人の大切な”和”とは、精神性であり、こころそのものです。

和服が好きだから、”和”であるとは限りません。

自然の摂理に倣い、あるべき姿をこころで理解し、感じ、表現することです。

物質的にはいかに貧しくとも、美しいものを見出したり、つくりだすことができるのです。


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そのこころを大切にすることは、自分、他者のこころを大切の思うことでもあります。

考えないで、一方的にコーディネートするのではなく、自分を表現するためと思いやり精神があると、自分がより輝いていくのではないかと思います。



人と人は言葉によってつながっています。

言葉により人はやる気がでたり、優しい気持ちになれたりします。


人は誰もが自信がなく、淋しさを感じています。


身近な人には褒めあいながら、ふれあっていきたいですね。

このTシャツステキですね! ヘアスタイル似合ってる! 

褒める人も褒められた人も、オシャレすることが楽しくなります。


この温もり感が人を輝かせ、外見の風景として、美しくなっていくと思います。



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上手なメイク直し法

2013.04.04 Thursday │ 18:01
 
午後のメイク直しは、自己流の方がほとんどだと思いますが、朝のメイクとはテクニックが変わります。

今回は簡単で、仕上がりがキレイなメイク直し法をアドバイスさせて頂きます。


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汗や皮脂でファンデーションが崩れ、紫外線でくすんだ肌には、そのままファンデーションを厚塗りにしまいがちです。

化粧直し用は、固形のファンデーションを使用しましょう。

直し方は、パフ 又は ブラシを使います。

自分のやりやすい方で構いません。


パフの場合は、ファンデーションをを押さえるように直すことがポイントです。

肌の上からなぞってしまうと、ファンデーションがよれさせてしまう要因になりますので、気をつけましょう。


ブラシの場合は、手の甲でブラシについた粉の量を調整してからつけます。

粉が均一につき、キレイに仕上がります。

ブラシを立てて、粉をふわっと置くようにするのがベストです。


深刻な化粧崩れには、乳液コットンが便利です。

コットンにたっぷりの乳液を含ませ、気になる部分のメイクをふき取ってから直すのがお勧めです。

乾燥を妨げるうえ、キレイに仕上がります。


また午後は、くすんで疲れた印象に見えがちです。

チーク、リップなどで赤味をプラスしていくと、明るくみえます。

アイメイクに重点を置くより、チーク、リップを意識した方が効果的です。

明るさとほどよい赤味で、メイク仕立ての美しさが再現出来ます。


メイク直しは料理と同じで、冷えた料理を食べる人の為に、温め直すという思いやりだと思います。


またメイク直しをすると、何となくこれからやろうとしていくことに、気合いが入ります。笑

そして、周囲の人も明るくなります。


女性としての身だしなみを大切に、一日を楽しく過ごしていきましょう!



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