あなたがもっとすてきになるために

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特別コラム あなたがもっとすてきになるために

色の奥深さ

2014.01.16 Thursday │ 18:24

とても寒い日が続きますが、桜は春に向かって頑張っています。

つぼみはまだ小さいですが、これからですね。

桜で志村ふくみさんのはなしを思い出しました。



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お正月に染織家 志村ふくみさんの日々が放映されていました。

志村ふくみさんは、京都・嵯峨野で半世紀、植物からとれる自然の染料で糸を染め、鮮やかな着物を織りあげてきた人間国宝でもあります。

”色にいのちがある” 

89歳を迎えた今も、植物から色の無現の表情を引き出しています。


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その中で特に印象に残ったメッセージが、桜のはなしです。

(わかりやすく、まとめてみました)


「3月に桜の枝を頂き、早速煮出して染めてめると、ほんのりした桜色に染まりました。

9月に滋賀県の桜をためしてみましたが、3月の桜と違って、匂い立つことはありませんでした。

その時初めて知ったのです。

桜が花を咲かすために樹全体に宿している命のことを。

一年中桜はその時期の来るのを待ちながらじっとためていたのです。

植物にはすべて周期があって、機を逸すれば色はでないのです。

友人が桜の花弁ばかりを集めて染めてみたそうですが、それは灰色がかったうす緑だったそうです。

幹で染めた色が桜色でした・・・」


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色はなんて奥深いのでしょうか。。


志村ふくみさんの色を追求していく姿に、こころを打たれました。


私は色をデザインしていく上で、全く甘いと気づかされます。



”色を追いかけるな、色はいただくもの”


美しい色、自然に感謝し、謙虚な気持ちを忘れてはいけないと思いました。


春の明るい日差しの中で、桜色が輝くのを早くみたくなりました☆



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光に魅せられて

2014.01.09 Thursday │ 16:03
ふらりと入った写真展で、余韻が残る作品に出会いました。


みればみるほど、魅きつけられます。。



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森の道を歩く子ども 1958



ウィン・バロック(1902〜1975)

イリノイ州シカゴ生まれ、ニューヨークにて正式に歌を学ぶ。1928年、歌手としてパリに滞在し、光の特性をキャンバスに表現する印象派の画家に刺激を受け、写真を撮り始めました。


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バロックは光がすべての命を支配すると考え、現実に見えるものは全て、何らかの形の放射エネルギーだと捉えていました。

身近な自然や物に目を向ける行為は、そこに宿る神秘への興味と謎に包まれた光への探求でした。

職人的研究と制作から生まれたモノクローム・プリントは、重厚な黒が対象を写し出し、独特のリアリズムが具現されています。



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そこに光あれ 1954




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女性の手 1956




”神秘は私たちを取り巻くあらゆるものに潜んでいる。
最も身近なものの中にさえ存在して、ひたすら気づかれることを待ち望んでいる”

<ウィン・バロック>



写真家のプロフィール、作品の説明など知らなくても深く、純粋に色々なことを感じます。



光に魅せられて、余韻が残る人でありたいと思いました。。


 

2014 ☆ HAPPY NEW YEAR

2014.01.03 Friday │ 12:39
明けましておめでとうございます☆


いつもブログを読んで下さり、ありがとうございます。

昨年はお世話になり、ありがとうございました。

今年も感謝の気持ちを忘れず、自分らしく進んでいきたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。



たくさんのしあわせが花ひらく、一年になりますように・・。



メイク用品と色鉛筆などで、新春”ぬりえ”デザインしてみました。


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