久しぶりにステキな本に出逢いました。
日本全国、世界を旅し、収集した植物で室内緑化、ランドスケープなどデザインしている西畠清順さんの人生を花やかにするヒントです。
あっという間に、短時間で読み終えてしまい、分かりやすい表現でした。
特に余韻が残ったメッセージは・・
植物が花を咲かせるという行為は、実をならせるための準備の行為です。
つまり、植物にとって実こそがゴールであり、花はスタートの合図であるということ。
"念ずれば花ひらく"とは、強い思いをもって行動していればいつか夢が叶うという意味ではなく、夢を叶えるためのスタートラインに立てるということ・・
また、木は目に見える地上部と同じくらい、地中に根を張っています。
その見えない根の部分があって、初めて枝を広げていくことができるのです。
私たちは何かの仕事や活動を見るとき、表面に出ている部分についつい目が行きがちですが、大切なことはその根っこを想像してみることかもしれません。
学校や社会で、人は人から学び、人に影響されて生きていますが、植物の真実、見習うべきことがわかると、更に毎日の生活の役に立つと思います。
ある大富豪もすべてを手に入れて、最後に欲しくなったものは、植物だったといわれています。
植物はそれだけ人を惹きつける力があるので、西畠さんの本を読んでいるだけで、癒されました。
勉強になりました☆