塗師 三代 渡辺喜三郎の黒漆汁碗です。
(1935年製作)
東京国立近代美術館工芸館で開催されていた、゙未来へ続く美生活展゛を観賞しました。
一つひとつ見ていたら、この作品の前に立ったとたん、目頭が熱くなりました。
不思議ですね。。
霊性を感じます。
陶芸家 ルーシー・リー、染色家 志村ふくみの作品にも癒されます。
ルーシー・リー
志村ふくみ
ファッションデザイナー皆川明と工芸品とのコラボレーションも、とても興味深いものでした。
お互いが調和仕合い、存在感を出しています。
暮らしの中に美を☆
簡単で便利な物が多い時代ですが、丁寧で、素材による表情の豊かな作品を感じ、日々の暮らし方に反省を覚えます。
素材や技法に心を尽くし、丹念に創られた工芸品=芸術作品は、私にとって、いつも豊かさや気づきをもたらしてくれます。