あるファッション雑誌のお悩み相談に、とても興味深いコラムを見つけたのでご紹介します
相談の内容は・・・要訳すると
「働き始めて4年だが、責任ある仕事を任されながらも、自分には向いていない気がする。
会社にいれば安心だけど、興味ある仕事にも挑戦したい。これって甘い考えでしょうか?」
それについての回答は、作詞家で音楽プロデユーサーである、いしわたり淳治さんは・・
回答を要訳すると、こんな感じです。
「入社4年目にして責任ある仕事を任されているのですから、向いてないどころか、上司からは向いていると思われているのではないでしょうか?
問題は向き不向きではなく、”やりがい”の方にあるだろうと思います。
世の中には頑張っている感をやたらアピールする人がいます。
そういう人たちのSNSには、特に主語がない頑張りだけが、主題の文章が多く見受けられます。
このままじゃいけないと勝手に夢を追いかけ始め、傷ついてもがき、生きている実感ややりがいを得る。
これではある意味、当たり屋です。
あなたも知らぬ間に当たり屋になっていないかをよく考えて、転職なさると良いと思います。」
私もその通りだと思います。
このような辛口、親身な回答、素晴らしいです。
SNSは、とても便利なツールですが、人の情報ばかりなので疲れます。
自分をアピールしたい、宣伝したい気持ちはわかります。
でもその人の表現の仕方、バランスがポイントだと思っています。
必要な情報だけ選んで、楽しんでOKです。
私は、頑張ったことや話したいことは、直接会って話したり、手紙を書いたり、メールしたりして、ふれあいを大切にしたいと思います。
自分の宣伝は、歩いて、行動して、頭下げて、感じて、傷ついたりしながら、デザインしていきたい。
時間はかかりますが、着実に実を結ぶと信じています。
諦めない。
自分は自分、人は人。
このお悩み相談をきっかけに、自分の気持ちが再確認でき、感謝しています。
”人はみな 生かされて 生きていく”
By 高倉健